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名勝・久米路峡・撮影:01/05/02
県歌「信濃の国」に「こころしてゆけ久米路橋」と歌い込まれている名勝「久米路峡」だが、今は、ダムの水で昔の渓谷美は望めない。が、春の新緑、秋の紅葉が美しいと所。信州新町指定の名勝地である。
久米路峡は、凡そ420万年前新生代第三紀鮮新世に活動した火山の噴出物と考えられる安山岩角礫からなる凝灰岩角礫岩で出来ている。この岩石は周囲の地層より硬く、隆起に伴う犀川の浸食の障害となり、渓谷となったものである。ここは犀川水系中流域でもっとも狭く、古来より何度か橋が架け替えられてきた。架橋の記録として現存する最古のものは、慶長16年(1611)の水内橋勧進帳であるが、この中にも橋が何度か架け替えられていたことが伝えられている。名勝名橋として文人墨客が訪れ、古くは「信濃地名考」や「信濃奇勝録」等多くの書籍に記載されている。明治32年、浅井冽もここを訪れ、県歌「信濃の国」に「心してゆけ久米路橋」と歌い込んでいる。水内発電所の甚水のため、昔日の面影は薄れたが、両岸の岸壁に往時を偲ぶことが出来る。信州新町教育委員会 Copyright © 2001 Shunji Mori All rights reserved.
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