雄山火口(オヤマボクチ)
![]() モリアザミ、オニアザミなどと共に菊科アザミ類を纏めて言うヤマゴボウの一種。
ヤマゴボウと言っても雄山火口の場合は根は使わない。飯山の富倉では葉の繊維を蕎麦のつなぎに使う。 雄山火口の葉の太い葉脈を抜き、手で揉んでは干しを繰り返し残った繊維を取り出し、灰汁(アク)抜きをして乾燥させ、一つまみつなぎとして入れる.粘りっこいそばを打つことが出来る。 ・参考文献:奥原弘人「信州の野草」信濃毎日新聞社刊 ・雄山火口の写真は、旧上田・現長野市在ののそば処「富倉家」から借用し掲載している Copyright © 2001 Shunji Mori All rights reserved.
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