信州のうた:北国の春


千昌夫の大ヒット曲「北国の春」。千昌夫は岩手県出身の歌手であるが、この歌を作詞した、いではくは南牧村出身で、故郷の野辺山あたりをイメージして作詞したという。作曲:遠藤実・編曲:京健輔
歌詞 随想
白樺 青空 南風
こぶし咲 くあの丘
北国のああ北国の春
季節が都会ではわからないだろと
届いたおふくろの 小さな包み
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな
寒い北風の中、氷点下の冬を過ごす北国に住む人にとって春の到来を告げる南風は待ち遠しい。 長野県が北国とも思えないが、高冷地で寒い冬を過ごす環境は、北国と同じと言えよう。 温かい南風が吹き・白いこぶしの花が木いっぱいに咲く。待ちに待った春の到来。木蓮の花、木々に若葉が吹き出し、 透き通る様な青い空の下、野山は若葉に包まれる。川は、雪解けの清冽な水、そんな春の光景は何度迎えても心が弾む。 郷里を離れ、四季の変化に気づかない都会に住む北国出身の人の望郷の想いが、 北国の春を迎えたの思い出が、春の野原の有様を生き生きと表現している。 白樺:白い幹・柔らかい若葉の緑、目立って美しい。中でも八ヶ岳麦草峠に近い八千穂高原の白樺林は、ぬきんでて美しい。 落葉松:若葉の息吹・林となって群れて美しい。戦争で坊主になった信州の山は、戦後、早く育つ木ということで落葉松の苗で、 学徒を動員して盛んに植えられた。 八ヶ岳山麓は勿論、信州の山麓は、落葉松ばかり。 これを嘆く地元の人もいるが、たまに信州をの春を訪れる私にとって、落葉松林の若葉は、清々しく美しい。
雪どけ せせらぎ 丸木橋
落葉松の芽がふく
北国のああ北国の春
好きだとおたがいに言い出せないまま
別れてもう五年 あのこはどうしてる
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな>
山吹 朝霧 水車小屋
わらべ唄聞こえる
北国のああ北国の春
あにきもおやじ似で 無口なふたりが
たまには酒でも 飲んでるだろか
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな

・制作:99/01/24・更新:00/05/20

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