信濃の新民謡:野沢温泉小唄:時雨音羽作詞・中山晋平作曲

昭和5年、雪の野沢温泉に中山晋平(なかやましんぺい)、作詞の時雨音羽(しぐれおとわ)、振り付けの藤間芳枝(ふじまよしえ)がそろって訪れ、興大いに湧いて創り上げた新民謡。歌碑が麻釜わきにある。黒みかげ石の歌碑は、音羽の絶筆という。
歌詞 解説
ハアー千曲わたればナ 野沢の出湯ヨ
わたり鳥さへ 知らぬ鳥さへ
    寄るものを ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
サゝチャラリトナ
奥信濃の湯の町野沢温泉村野沢温泉は、JR飯山線戸狩野沢駅下車野沢温泉行きバス、途中旅情豊かな大河千曲川を渡り、駅から25分の所にある。 30余の源泉、13の外湯が点在するまさに湯気の温泉の町。スキーのメッカとして愛されている。 信州の味「野沢菜漬け」も著名。
ハア−妙高戸隠ナ 燧(ひうち)もあれどヨ
様のお国は いとし姿は
    どこじゃやら ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
サゝチャラリトナ
妙高山:新潟県南西部に位置する二重式火山の主峰(2446m)・戸隠山:戸隠村にある信仰の山(1911m)と、ほかに飯綱山・黒姫山・斑尾山を合わせて北信五岳という。
ハアーたよる心はナ アケビのつるのヨ
末はあまれて かわいいお方の
    花篭に   ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
サゝチャラリトナ
農閑期の副業として始められ,かつては村の主産業でもあったアケビ細工は,野沢温泉村の特産品である。今では藤つるで作られる鳩車に継承されて、野沢温泉を訪れる温泉客のみやげ品として人気を博している。
ハアー同じ咲くなら 野沢のつつじヨ
一日千両の おもいおもいの
    咲き乱れ  ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
サゝチャラリトナ
ハアーいろも変わらぬな 世に世をかけてヨ
君を待つ待つ ひとりあの松
    涙松    ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
サゝチャラリトナ

・参照:野沢温泉小唄
・参考:長野県商工会婦人部連合会編「信州ふるさとの歌 歌声は山なみはるかー」:(株)銀河書房・H5年刊
・制作:99/03/07

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