信濃の新民謡:千曲川小唄


歌詞 解説
岩間逃げ水 ひそひそ小みちヨ
木の根草の根 分けてきて
さざめ合えばヨ 噂末ひろ千曲川
 ホイノホイノホイノ ヨサホイノホイ
 ショッコホイホイホイ
この唄に唄われる千曲川は、戸倉上山田温泉郷の間を流れる千曲川。 千曲川は、甲武信ヶ岳にその源を発し、長野県東部を北に流れ、犀川と善光寺平で合流し、信越国境で信濃川と名前を変え新潟で日本海に注ぐ日本一長い川である。千曲川流域には佐久平・上田盆地・善光寺平¥飯山盆地(信濃平)があるが、いずれも肥沃な農耕地になっている。
旅情豊かなこの川は、ほかにも、島崎藤村の「千曲川旅情のうた」五木ひろしの「千曲川」など、詩や歌に採り上げられている。
上山田町の千曲川万葉橋のたもとにある千曲川万葉公園には、古く万葉の時代から現代に至るまでの信濃を歌いあげた27の歌碑が建っている。
第三節に出てくる「田毎月」は、姨捨山(冠着山)の千枚田に写る田毎の月の事。JR姨捨駅から見る善光寺平の景観は信州三景観の一つ。
宵のむつ言 月見草
湯のまち戸倉ヨ 噂末ひろ上山田
湯の香日ぐれて さらさら流れヨ
浅瀬波立つ 恋はふち
見る更科にヨ 噂末ひろ月田毎
千曲河原の すいすい蛍ヨ
湯の香くぐって また光る
川中島にヨ 噂末ひろ越路まで
恋のかけ橋 ほそぼそ灯ヨ
千曲渡れば 湯の香まち
沸き立つ思いヨ 噂末ひろ年々に

・参考:信濃の民謡:Victor VZCG-87
・制作:99/04/10

もどる