信濃の民謡:中野小唄:野口雨情作詞・中山晋平作曲


歌詞 解説
信州広くも 中野がなけりゃ ヨイトコラ ドッコイサノ セッセッセ
何処に日の照る何処に日の照る 町がある町がある
カナカナカノカ ナンセカンセ ドッコイショノ セッッセ
長野県中野市はこの中野小唄の作曲家中山晋平の出身地である。 作詞家の野口雨情とコンビで作った数々の新民謡の内で、 この中野小唄は昭和二年に発表されたもの。 生家の近くに建てられた中山晋平記念館の庭に この小唄の歌碑が建てられている。
中野市は中世高梨氏の本拠地。江戸時代は天領として代官所が置かれていた。 明治から大正にかけて信州は生糸の産地として全国一の生産高を誇った。 今は園芸農業が高度に発達しているのが特徴。中でもグリーンアスパラガスは質量とも日本一。 市街からは千曲川を挟んで北信五岳が展望できる。黒姫山(2054)は、その左から三番目の山。
信州中野は おかいこどころ
中野紬の中野紬の 出るところ 出るところ
中野生まれは 気だてで知れる
横に車は横に車は 押しゃしない押しゃしない
島田結わせて 黒姫山に
婿があるなら婿があるなら 嫁にやる嫁にやる
仲がよいのに 誰が水さした
町の真中に町の真中に 川がある川がある
ゆかしなつかし たかなし様の
松に昔の松に昔の 風が吹く風が吹く

・参考:塚田昌明著「長野県の歴史」山川出版社刊
   :信濃の民謡:Victor VZCG-87
・制作:99/04/02

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