信濃の民謡:長久保甚句


歌詞 解説
長久保よいとこ いつ来て見ても
 ア エッサー
嬶天下に屋根の石
 ア エッササー
長久保は、今の長野県小県郡長門町。 戦国時代は、甲斐の武田信玄の東信濃攻略の棒道大門街道沿いの町。 江戸時代中山道佐久路の宿場町として賑わったところ。 江戸日本橋から中山道を来て碓氷峠を越え信州にはいると、軽井沢・沓掛・追分・小田井・岩村田・塩名田・八幡・望月・芦田・笠取り峠越え、長久保宿・和田宿・和田峠越え・下諏訪宿と続く。長久保は、信州入りして10番目・江戸日本橋から27番目の宿場であった。 今では殆ど見かけなくなったが、信州では、つい最近まで、板葺きの屋根に石を載せている家が多かった。 風で飛ばされない工夫と考えられる。
和田の峠が 海なら良かろ
可愛主さんと 船かせぎ
青葉がくれに 浅間が見ゆる
笠取り越えゆく 馬子の唄
長い長久保 流れて焼けど
可愛あの娘が 残りゃ良い
川は浅いが 情けは深い
覗いてごらんよ スノコ橋
長久保良いとこ 板屋根造り
変わら(瓦)ないから 来ておくれ

・参考:信濃の民謡:Victor VZCG-87
・制作:99/04/10

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