北アルプスの南部にある火山帯の総称。 火口湖が点在するコニーデ型火山で、古い火口の上に新しい噴火口がある複式火山である。 「乗鞍23峰」といわれるように、大日岳、摩利支天岳など23の峰と7カ所の湖、8カ所の平原がある。 最高峰は剣ヶ峰で、山頂からは富士山や白山の素晴らしい展望が得られる。 また火口には日本で有数の高さを誇る権現池が見える。高山植物が豊富なことでも有名で、登山道に彩りを増している。 ・写真は乗鞍高原からみる春を待つ乗鞍岳(1997.04.12撮影) ・乗鞍高原の秋の乗鞍岳(1999.10.31撮影)