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江戸時代、上田は上田藩城下町であったが、北国街道の宿場町としても栄えた.道は市内を鍵形に通じている.今でも柳町・常磐・紺屋町などに当時のままの姿を残す道筋や建物が残っている.
中でも柳町は、市内で最も多く格子戸の家の残るところ.格子戸を生かした茶房や、江戸時代から三百年続く造り酒屋がある.柳町と紺屋町の角の辻には上田初の水道水「保命水」が、紺屋町との境には味噌醸造の蔵が並んでいる.海野町は真田氏ゆかりの海野郷(東部町海野)の人々を移住させたところ.北国街道の宿場町として栄えた.常田(ときだ)も往事の姿を色濃く残すところ.科野大宮社から西に続く北国街道常田通りには、格子造りの家や火返しと呼ばれる小さなうだつ、酒屋の杉玉・土蔵造りの古い長屋・海鼠壁など伝統の古い文化を残している. ・照会:上田市商工観光部観光課:0268-22-4100 ・制作:99/06/19 Copyright © 1996- Shunji Mori All rights reserved. |