右端に妻を見せているのが、醤油蔵、続く厚壁塗り土蔵造りの平入り二階屋が”うわみせ”。暖簾ののぞく門を挟んで商品を陳列販売している”みせ”だ。更に続く土蔵造りの商家風の家は同家の持ち家。いずれも明治初期の建物らしい。屋敷割の間口は十六間ほどで三角地も見える。新町では最も広い。奥行きも深い。
門をくぐって居宅の前の石畳を母なる味噌の香が濃くただよう。六つの土蔵造りの醸造蔵が並ぶ。一番奥の十四間に及ぶ味噌蔵をはじめ、諸味蔵・穀蔵・手造蔵・醤油蔵それに昭和五十九年に建てた醸造工場。これが建つ前には、豆蔵・薪蔵・味噌蔵など五つの蔵が林立していたという。味噌は地元では地大豆で自給したものだが、最近は伝統的地場産業として脚光を浴び、信州味噌として販路も広い。見学者もあり。醸造過程に沿って蔵巡りのコースが用意されている。須阪にも味の文化がただよう伝統的産業のあったことを改めて知る。 味噌造りには適当な雑菌を必要とする。それによって蔵ぐせ、つまり醸造元の独特の香りや風味が出せる。だから古い土蔵が必要なのだという。「蔵元」の語源はこの辺にある。 江戸時代以来民家と味の伝統産業は、これから須阪の文化の大切なポイントとなる。(昭和61年3月22日)(店の前にあった案内文を転記)
中町の辻近くにある「町並み案内所」でここから5分ほど歩いた所にある「塩屋」では、見学もさせていると聞いて行ってみた。店の当主が案内にたって団体さんに味噌蔵から説明を開始しているところで加えて貰った。老舗の工夫と技が息づいていた。蔵の周りは醤油の良い香りで満ちていた。最後にえのきペースト入り味噌で作った味噌汁を飲ませて貰った。旨い!!お変わりまでしてしまった。えのき茸はガン予防になるのだそうだ。店の内部は昔風の帳場を今も使っていて昔の雰囲気。エノキペースト入り噌を土産に購う。我が家でも好評 ・清右衛門蔵�級哩ョ製造 〒382 須坂市新町537番地 Tel:026-245-0029・Fax:026-248-0290 ・制作:98/11/22・更新:00/08/27 Copyright © 2000 Shunji Mori All rights reserved.
|