名称 天台宗布引山釈尊寺「布引観音」
本尊 聖観世音菩薩
由緒 牛に引かれて善光寺参り」伝説発祥の地 天平二十年(0748)聖武天皇の勅願で行基菩薩が一 宇を建立し、聖徳太子作の聖観世音菩薩像を安置し たのに始まると伝えられている
信濃三十三観音霊場第二十六番札所
名跡 本堂・太子堂・護摩堂
重文:懸造り観音堂(天正二十年1592建立)
   宮殿(正嘉二年1258造営)
場所 〒384 小諸市大久保2250
布引山の切り立った中腹に朱塗りの観音堂がある。中に宮殿 が安置されている 山頂からは、眼下に千曲川が流れ、城下町小諸や浅 間山が一望できる
電話 :0267-23-0520
交通 JR小諸駅からバス白樺湖行き又は芦田行き8分大久 保橋下車徒歩40分。車:諏訪白樺湖小諸線(県道40号)沿
備考 牛に引かれて善光寺参り伝説:その昔、不信心な老婆が千曲 川に織府を晒していたところ。牛が現れ、その布を角に引っ かけ走り去った。強欲な老婆はその牛を追い、気付けば善光 寺さまにたどり着いていた。そこで姿を消した牛の代わりに お堂に現れた観音様が不信心を諭し、それ以後、老婆は改心 し、情け深い人間として長生きしたという話し。
付近に布引温泉あり

・更新:97/11/16
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