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秘境秋山郷の秘湯和山温泉仁成館を訪ねる・撮影:01.10.27&28 ・02/03/01&02
越後(新潟県)県境にある、秘境信州秋山郷の和倉温泉仁成館は、秘湯と呼ぶに相応しい温泉宿である。標高830m、中津川の川岸にあるこの宿の露天風呂からは、温泉に浸かりながら、目線で正面の鳥甲山(2038m)の偉容や周辺の四季に移ろう木々の景色が眺められる感激が味わえる。 混浴の露天風呂の岩組の湯船は、二槽に分かれていて、片方は、48.5度の源泉が注ぎ込み、岩で仕切られたもう片方は、仕切を越えて流れ込んだ湯だから温め、溢れた湯は惜しげもなく大地に吸い込まれる垂れ流しの湯なのだ。 《 訪れた01/10/27の和山温泉仁成館 》には、紅葉が見頃を迎えていて、正に絶景があった。夜中に起きて見た星空も美しかった。晴れていれば、人生観がかわるという朝日の昇る景色が見られる筈であったが、残念ながら曇っていて見られなかった。冬の雪景色や春の若葉の景色も見たい。何度でも足を運んでみたい宿だ。 温かい温もりを持って応対して頂ける女将の人柄も素晴らしい。夕餉の膳には、プナハリタケなど山の幸が盛られ、茸なべが美味しかった。酒は「秋山郷」(信州中野市志賀泉酒造製)生酒が(やや甘口)旨かった。 夕餉の後は、恒例の「信濃の国」斉唱。隣の富山県砺波市からこられた団体さんののりの利いた歌が歌われたあと、ご主人の「関谷さん夫妻」の地元秋山郷の民謡「秋山のよさ節」が披露された。 江戸時代に秋田のマタギによって発見されたというこの温泉。一帯では今でも冬になると、マタギの流れをくむ村の漁師が熊刈りをすることでも有名なのだそうだ。
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