信州の景観 まえがき


 高いところに登って、
 目の前にアルプスの山襞が迫る。
 遠くにアルプスの連峰・山脈が連なる。
 眼下に広い景色がいきなりあらわれる。
 感激する。
 後々まで記憶に蘇る。
 そんな場所が、信州のは数多くある.

 例えば、信州の三景観と呼ばれた、杖突・塩尻・姨捨の峠の上から見下ろす風景は、いきなり目の前に広い風景が開け、心が広がる感じに捕らわれれ、しばし絶句する.これらの峠は、いずれも昔の街道にあり、旅人の目を楽しませ、疲れを癒してくれたに違いない.
小学生の遠足で杖突峠・塩尻峠へ行ったときのことを今でも鮮明に思い出す.いずれも晴天に恵まれていた.杖突峠から見下ろす諏訪の山間の平野は、細長く諏訪湖に通じていて、中央を貫く中央線には、汽車が煙を吐いて走っていた.塩尻峠は、夕暮れが迫る午後遅く、諏訪湖越しに富士山が裾野まで遠くに絵に描いたように姿を現していて感激した.姨捨山の田毎の月を写したという棚田の風景には、長野へ行く途中の姨捨駅の窓からであったがこれも強烈な印象で記憶に蘇ってくる.信州に人を案内するとき、これらの場所を案内のメニュ−に入れることにしている.
 また、昔は人を寄せ付けなかった高原にも、今では車で容易に行けるようになって、高原から、目の前にアルプスの山襞が、遠くにアルプス連山が、また富士山の霊峰までもが、望める場所がある.たかぼっちやましらびそ高原・美ヶ原高原などは、そんな場所である.
 最近これらの場所へ写真を撮りに行った.なかなか感動を伝える写真を納めるのは難しい.技が伴っていないのがその原因なのは言うまでもないが、天候に恵まれなかったり、霞がかかっていたりで、なかなかいい撮影条件に恵まれていない.機会に恵まれて、もっと撮影の技術を磨いて、もっとましな写真をお見せできるのではないかと思いますが、ぼけ写真です。雰囲気は、伝えられるのではないかと思って掲載してみた.


・制作:98/07/18・更新:00/08/31・01/07/12
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