信州のうた:かあさんの歌


「NHKふるさとの歌100選」に収録されているこの歌は、森進一の「おふくろさん」と共に、母さんを讃える歌・母さんに感謝する歌として、広く皆に親しまれている歌である。結婚式の最後を飾るフィナーレでご両親への花束贈呈の際のバックミュージックによく使われた。作詞・作曲された「窪田聡」氏は岡山県出身だが、母親の変わらぬぬくもりと、かって疎開で身を寄せた信州新町(当時の上水内郡津和村)の叔父の家で暮らした印象が重なって出来たというこの歌は、故郷を離れて働く若者の胸に響いた。疎開先の信州新町にある「奈津女橋ミニ公園」に、この歌の歌碑が建てられている。
かあさんの歌:窪田聡 作詞・作曲(1956)
かあさんは
 夜なべをして
手ぶくろ 編(あ)んでくれた
こがらし吹いちゃ
 つめたかろうて
せっせと編んだだよ
故郷(ふるさと)のたよりはとどく
いろりのにおいがした
かあさんは
 麻糸(あさいと)つむぐ
一日 つむぐ
おとうは土間(どま)で
 藁(わら)打ち仕事
おまえもがんばれよ
故郷の冬はさみしい
せめて ラジオ聞かせたい
かあさんの
 あかぎれ痛い
生味噌(なまみそ)をすりこむ
根雪(ねゆき)もとけりゃ
 もうすぐ春だで
畑が待ってるよ
小川のせせらぎが聞える
なつかしさがしみとおる

・参照:こどものための MIDI DATA COLLECTION data by らーおや
・参考:「日本のうた ふるさとのうた」全国実行委員会編「NHK日本のうた ふるさとのうた100曲」:講談社・1991刊
・制作:01/02/12

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