杖突街道・秋葉街道


杖突街道は、甲州街道茅野宿(茅野市)から江戸時代の城下町高遠を経由して三州街道伊那部(伊那市)へ抜ける道。
秋葉街道は、三州街道飯田八幡宿を起点として、遠山郷を経て火の神さま秋葉神社の参拝に使った信仰の道であった。
国道152号線は、杖突街道と秋葉街道を縦貫して走る。即ち、甲州街道(20)河原下交差点(茅野市)を起点として、杖突峠・高遠町・長谷村・大鹿村・遠山郷(上村・南信濃村)を経由して遠州水窪(みさくぼ)・東海道浜松に至る道である。途中の地蔵峠・青崩峠(崩壊中)は、通行出来ないが、迂回路がある.この南アルプスの山裾の谷間のを走る一本道は、戦国時代、武田信玄の三河攻略の軍用棒道・南朝宗良親王の戦略の道で、中央構造線沿いの道である。 今では旧杖突街道の高遠・伊那間は国道361号を、秋葉街道の飯田・上村間は、矢筈峠トンネルを抜ける国道474号(三遠南信自動車道)を使う.高遠へは中央自動車道諏訪インター又は伊那インター.遠山郷には飯田インターを使うと便利である。

宿場・峠:杖突:茅野杖突峠御堂垣外・高遠・(伊那部)・市野瀬分杭峠鹿塩・大河原地蔵峠・上町・和田      秋葉飯田八幡越久保小川路峠上村木沢・和田青崩峠(兵越峠)・・水窪(みさくぼ)      市町村 :高遠町長谷村大鹿村喬木村・遠山郷(上村南信濃村)                   
宿場峠
場所
高速道
概要
温泉などの案内
照会先・分岐など
茅野
茅野市
諏訪
茅野市
甲州街道間宿茅野宿参照

杖突峠
茅野市
標高:1245m・眼下の諏訪盆地・霧が峰蓼科山の山嶺・八ヶ岳の山並みが開ける絶景の地。麓は信濃国一ノ宮諏訪大社上社がある.
峠に峠の茶屋
茅野駅発高遠経由伊那北行きバス一日三便・約30分

御堂垣外
高遠町

上伊那郡高遠町みどうがいと:ここから甲州街道金山宿への道が江戸時代高遠藩の江戸への道。塩運搬の道でもあった。中心の高遠は、戦国時代信長に攻められ武田の守将仁科五郎盛信討ち死(県歌「信濃の国」に登場)・江戸時代は内藤藩城下町。絵島遠流の地(絵島屋敷)。今の高遠城址公園は高遠小彼岸桜の名所 山室鉱泉
金沢峠を越えて甲州街道金沢宿
高遠
伊那
信州高遠美術館・商家民族資料館池上家・ 高遠温泉
地酒:仙醸
交通:飯田線伊那北駅バス・車中央道伊那IC+R361・東へ約10KM
杖突街道は伊那
国道152号は長谷村へ分岐
高遠町産業課:
  0265-94-2551
市野瀬
長谷村

上伊那郡長谷村:天竜川支流の三峰(みぶ)川上・中流域、赤石山脈北西斜面にあり,村のほぼ全域が山林・原野で,三峰川流域にわずかに耕地が開かれ,集落が点在する。甲斐駒ヶ岳,仙丈ヶ岳などの高峰がそびえる東部山岳地帯は南アルプス国立公園に属す。 1979年には南アルプススーパー林道が開通した。北沢峠を経て南アルプス仙丈岳北岳へ至る登山基地
鹿嶺高原・美和湖
南ア北沢峠を越えると甲斐の国山梨県
長谷村商工観光課:
  0265-98-2211
分杭峠
標高:1427m・難所
是より北高遠藩の杭があった事に由来

交通:駒ヶ根IC+県道49号
鹿塩
大鹿村
松川
上伊那郡大鹿村・南ア赤石岳山懐の村。 小渋川と支流の鹿塩川が合流する落合を境に,北の鹿塩地区と南の大河原地区に分かれる。ほぼ全域が山林・原野で,製材業が盛んである。 塩を産出した村。南朝宗良親王ゆかりの地。県無形民俗文化財大鹿歌舞伎の残る村。 重要文化財の福徳寺本堂,松下家住宅;小渋温泉鹿塩温泉釜沢温泉構造線博物館
交通:松川IC+県道59号・小渋川沿い
大鹿村役場
産業建設課商工観光係:
  0265-39-2001
地蔵峠
標高:1330m・難所・遙か分杭峠を一直線に眺められる
西側は車の通行不能


金沢峠
諏訪南
標高1315m。甲州街道金沢宿(茅野市)と高遠・伊那を結ぶ峠。金沢宿から峠を越え御堂垣外で杖突道と合し、高遠に向かう。伊那人の江戸との交通の道.塩を搬入した道.
甲州街道金沢宿(茅野市)より
北沢峠
長谷村

標高2063m。南アルプス仙丈岳と甲斐駒岳の鞍部・南ア縦走の北の玄関口

南アルプススーパー林道
村営バスが峠まで季節運行。マイカー規制
長谷村商工観光課:
  0265-98-2211



秋葉街道は、三州街道飯田八幡宿を起点として、遠山郷を経て火の神さま秋葉神社の参拝に使った信仰の道であった。

八幡
飯田市
飯田
飯田市松尾八幡:秋葉街道・遠州街道の起点

三州街道飯田宿へ
飯田市商工観光課:
  0265-22-4511
越久保
蕎木村

下伊那郡蕎木村(たかぎむら): 阿島傘(和傘)作りが今でも?傘の材料豊富・阿島藩下級武士手内職であった。童話作家「椋鳩十」の出身地
小川温泉藤の湯アスティたかぎ
喬木村産業課:
  0265-33ー2001
小川路峠
旧秋葉街道の峠・1494m。この峠を利用すると遠山郷から飯田へ五里、今は廃道、矢筈峠トンネルを抜ける国道474号(三遠南信 自動車道)を使う 三遠南信自動車道は建設中(中央道飯田・東名三ヶ日町)。蕎木インターで県道上飯田線と上村程野インターで接続。 秘境遠山郷は飯田への通勤圏
上村
上村
飯田
下伊那郡上村(かみむら)と
下伊那郡南信濃村は、
天竜川の支流遠山川流域、赤石山脈,伊那山地に挟まれ、中央を走る中央構造線に沿ってある通ずる秋葉街道沿いに位置し、遠山郷と呼ばれるかっての秘境で、江戸時代初期まで遠山氏の領地であった。
上村の中心の上町は秋葉道の難所といわれた小川路峠の峠口の宿場、南信濃村の中心集落和田は、かって遠山氏の居城のあった所、江戸時代は、遠江の秋葉神社へ参詣する人々の宿場として栄えた。村の大部分は山林・原野。民俗芸能の宝庫。毎年12月には古式を残す湯立神楽霜月祭(重要無形民俗文化財)が行われる。この祭りは、遠山一族の霊を慰める祭りといわれる。また盆踊り歌「絵島踊り」など古くから伝承された民謡が数多く残されている
標高1900mのしらびそ高原の雄大な展望・日本のチロル下栗の里・大平保養センター
交通:三遠南信自動車道蕎木インターで県道上飯田線と上村程野インターで接続。飯田ICまで車で50分
上村商工観光課:
  0260-36-2111
木沢
和田
南信濃村
せせらぎの里(やまめの湯・いろり庵のそば)・梨元ていしゃば(飯田地ビール・そばなど秋葉街道添いの食事処)
交通:国道418号遠山川沿いに平岡へ
   飯田ICから車で80分
南信濃村商工観光課:
  0260-34-5111
青崩峠
標高:1082m・頂上で遠山谷が山襞に一望出来る・遠州との国境の峠
崩壊中で通行不可?
兵越峠
標高:1180m・毎年国盗り合戦綱引き行事ある遠州との国境の峠
遠州水窪(みさくぼ)へ

・参考文献:宮本常一著「塩の道」講談社学術文庫 ISBN4-06-158677-7
     :日本歴史地名大系 第20巻 平凡社 ISBN4-58-249020-4
     ・布施他人夫・飯沢匡・後藤総一郎他「信州かくれ里伊那谷を行く」新潮社刊・とんぼの本
・更新:98/06/27・00/10/09・02/02/11
Copyright © 2002 Shunji Mori All rights reserved.
もどる