上高地に遊ぶ:98.08.07

大正池と穂高岳 自然探索路の森
田代池 ウェストン碑
河童橋 焼岳
森の中の清流 明神池
久しぶりに上高地を訪れた。前に行ったのは、高校生の時だからかれこれ40年ほど前になる。

昨日から降り続いていた雨も上がり、上高地を訪れたときは、雲の間から穂高岳が見えるほど回復していた。夜の宿泊地坂巻温泉に車を止めバスで上高地入り。昨年から自家用車乗り入れ規制が行われている.40年ぶりの上高地は、昔のママの姿で私共を迎えてくれた。が、訪れる客は格段と増え、上高地銀座というのも頷ける。

最初に訪れたのは大正池.大正五年焼岳の噴火で梓川を堰き止めて出来た当時は、今の四倍の大きさであったという。大正池を彩る枯れ木の立木は僅かしか残っていなかった.が群れて湖面を泳いでいた.

大正池から河童橋へ自然探索路を辿る。上高地を彩る化粧柳やブナの大木など茂る森の中を行く.此処は標高1500b白樺とダケカンバの生育境界点で、両方の木が共生している地点だとバスの車掌の案内にあった.

途中田代池がある。此処は湿原化が進んでいるのだそうだ.霞沢岳をバックに池と緑の組み合わせが美しい風景が広がっていた.

更に森の中の道を進むと梓川にぶつかる.清流が気分を爽やかにする.日本アルプスを広く世界に紹介したウォルター・ウェストン氏のレリーフの前は、記念撮影の列が出来ていた.

上高地を代表する風物詩の一つである河童橋の上は人が鈴なりであった.雄大な穂高岳をバックに記念撮影する.

しばらく辺りの景色を眺め楽しんだ.河童橋前の百万尺ホテルの食堂で遅い昼飯を食べる.岩魚の塩焼きは正直がっかりした.

腹拵えした所で明神池への道を歩く.道は整備されていたが片道3kmの道のりは、日頃の運動不足を露呈して距離以上に長く感ずる.森の中を幾つもの清流が流れ深山の雰囲気を充分に味わうことが出来た.

明神池の側には穂高神社奥宮が祀ってある。参拝!!。奥宮は古い小さな社.社務所があって明神池に入るのに入場料を徴収していた。社の領地内なのか!?。明神池は一の池と二の池の二つある。それぞれ周囲の景色を湖面に写していた。此処でも美しい風景に出会い、苦労して歩いてきた甲斐があった。

往路はもと来た道を戻った。心なしか帰りは近く感じた。上高地バスターミナルへ着いたのは午後6時新島々行きのバスに間に合った。既にバスターミナルは人影まばら。バスもゆとりを持って座ることが出来た。午後の一時充分に上高地を堪能した。爾後、坂巻温泉でゆったり湯に浸かり後夕食を楽しんだ。

・制作:98/08/30・更新:02/07/26
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