栗尾山真言宗豊山派満願寺(栗尾観音)本堂と微妙橋・撮影:97.07.30


満願寺本堂 満願寺微妙橋


常念岳の麓、川窪川沿いの参道を約2粁入った所で、屋根のついた橋に出会う。これが「微妙橋」。橋板の裏に経文が書かれているところから「お経橋」とも呼ばれる。高野山の「無妙橋」、越中立山の「無明橋」とあわせて日本三橋の一つであるという。長さ約十米・幅2.5米の木の橋。橋を渡ると(道路は橋沿いにあるが)地蔵堂がある。脇の急な石段を登り詰めるて仁王門を入ると本堂と庫裡がある。寺の創建は神亀年間と伝えられる。一寸八分の黄金像が、裏の長者ヶ池より出現し、聖武天皇の勅願により奉安した.大同二年(807)には、坂上田村麻呂自彫の千手観音像を前立に安置した。幾多の火災に遭うが再建され、江戸時代には松本藩主の祈願所となった。明治の廃仏毀釈にあうが明治21年復興。昭和21年に観音堂消失。境内の標高は千米。此処は躑躅の名所でもある。信濃三十三観音霊場第二十六番札所。(参考資料:満願寺教化部「信濃観音巡礼」)

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